看護単位このページを印刷する - 看護単位

2022年3月4日掲載

5つの看護領域で看護師が活躍。自分自身の目指す看護を実践できます。

当院には急性期看護、回復期看護、在宅支援看護、重症心身障害児(者)看護、結核看護と5つの看護領域があり、周手術期における急性期から、回復期の過程に関わり、在宅支援に繋げていくという継続した看護を実践できます。

5つの看護領域

看護方式:固定チームナーシング・受け持ち制看護

『一人ひとりの看護師が輝くように』日々楽しく看護をしています。

            
1病棟 2病棟 3病棟 4病棟
7病棟 8病棟    
外来透析室 手術室  

1病棟 循環器内科・内科・呼吸器内科

モニター管理が必要な急性期の患者さんや慢性期・ターミナル期の患者さんの看護を行っています。がん化学療法や心不全治療、検査入院など、幅広く受け入れている病棟です。特に高齢の患者さんが多いため、合併症予防や寝たきり予防に努めています。また治療方針や退院調整など、患者さんとご家族の思いを大切にし、入院生活から退院後まで安心して過ごしていただけるように心がけています。
小児科は保育士と協力して、安心できる入院環境の提供に努めています。

  
                            小児科  プレイルーム

2病棟 地域包括ケア病棟

急性期治療を終えて症状が安定した患者さんに対して、ご自宅や介護施設等に早期に退院できるように支援を行う病棟です。患者さまとご家族が安心して退院後の生活について考えられるように、多職種と協働しながら看護を提供しています。
 

3病棟 整形外科・脳神経外科・外科

緊急入院・手術・リハビリと急性期から回復期まで継続した看護を行っています。医師・看護師・理学療法士・作業療法士・ソ―シャルワーカー・薬剤師など多職種で連携し、早期リハビリ、早期退院を目標とした看護を提供しています。

 

4病棟 呼吸器外科・呼吸器内科/結核ユニット

肺がんの患者さんに対して手術や化学療法を行っています。急性期では不安や苦痛の軽減に努め、
慢性期では退院後の生活を見据えた退院支援を行っています。
 
結核ユニットでは、抗結核薬の内服の確認や保健所との連携など生活支援を行っています。

 
*結核ユニットは、同じフロアで二重ドアになっています*
 
                             N-95 マスクでパチリ

7病棟 重症心身障害児(者)

7病棟は、重度の知的障害、肢体不自由が重複されている重症心身障害児(者)の方を対象とした病棟です。
様々な障害をもった患者様の人権を尊重し、深く関わることで患者様一人ひとりの理解を深めています。そして、患者様お一人ずつに合った看護、介護を行い、患者様とそのご家族様にご安心いただける、安全、安楽な生活の場をご提供しています。
また、医師、看護師、療養介助員、各療法士(PT、OT、ST)、指導員、保育士といった多くの職種が連携し、それぞれの専門性を活かして医療ケア、生活支援、リハビリ、療育活動といった支援を行っています。
 

8病棟 重症心身障害児(者)

8病棟は、脳性麻痺や周産期脳症など、長期的な入院が必要な患者様が生活している病棟です。そのため、個別性のある質の高い看護・介護の提供に努めています。
また、入院している患者様の多くは、言葉で自分の意思を伝えることができません。私たち職員が、今、何を必要としているのか患者様の立場になって考え、最善の看護・介護が提供できるよう取り組んでいます。その一つとして、多職種で倫理について話し合える時間を多く持っています。
入院している患者様が、その人らしく日常生活が送れるように日々取り組んでいます。
  

外来

外来では17診療科があり、通常の外来業務に加え、救急車の受け入れや内視鏡室、採血室、処置室、外来化学療法室の担当をしています。一人ひとりの患者さんとの関わる時間は短く限られた時間の中で、地域で暮らす患者さんがその人らしい暮らしを支える為の看護が提供できるよう日々努力しています。

  

透析室 透析

透析室では安全・安心な透析をめざし、患者さんやご家族から信頼を得られるよう努めています。透析患者さんの多くは糖尿病由来の慢性腎不全で、食事や水分の管理が大切になります。透析の技術だけでなく、一人一人の患者さんの状態に合わせた除水量、除水速度など細やかな対応を実践しています。
当院の透析室は入院患者さんの受け入れも行なっています。入院患者さんが安心して在宅復帰できるよう、病棟看護師、栄養士、臨床工学技士、ソーシャルワーカーと連携し、チームで退院支援に取り組んでいます。

  

手術室


手術室では整形外科、呼吸器外科、消化器外科、脳神経外科の手術を行っています。
患者さんが、安心して手術が受けられるよう、看護師は疾患を理解し手術に必要な知識と技術を習得し、病棟看護師と共に患者さんの思いに寄り添った看護の提供に努めています。患者さんがリラックスできるよう「笑顔であいさつ」を合言葉に笑顔のコミュニケーションを大切にしています。