呼吸器外科このページを印刷する - 呼吸器外科

2026年4月より常勤医の退職により、東海大学のご支援で診療を継続しております。

外来担当医表

診療スタッフ

増田 良太
職名 呼吸器外科医師(東海大学医学部付属呼吸器外科)
須賀 淳
職名 呼吸器外科医師(東海大学医学部付属呼吸器外科)

CTを用いたヘリカルCT検診(肺)検診

肺がんについて

肺がんについて

1981年以来、日本人の死因の第1位はがんであり、その後も増加し続けています。その中で、肺がんは、部位別の死亡数の第1位に位置しており、現在も増加傾向にあります。

肺がんの原因には、喫煙が関係していることは周知のとおりですが、非喫煙者でも肺がんになってしまいます。その原因として副流煙や排気ガス、食品添加物に含まれる発がん物質などがあります。

肺がんは、肺の中心部にできるもの(肺門型)と末梢部にできるもの(肺野型)に分類できます。喫煙者に多いのが肺門型であり、咳や血痰という症状が、比較的早期の段階で出現します。
一方で、肺野型はある程度進行するまでほとんど症状がでませんので、早期の段階で発見しにくいとされています。

非喫煙者での肺がん患者の多くがこの肺野型の肺がんです。CTによる検診は、この肺野型の肺がんの発見に特に有効とされています。いずれの肺がんにしても、早期発見することが完全に治癒する上で重要です。

ヘリカルCT検診(肺)検診の利点

胸部単純X線写真による検診は、アメリカで行われた大規模な研究報告により肺がんの死亡者数を減らすことに貢献しない事が報告されています。

この問題を解決するのがCTによる肺がん検診です。その利点は以下のとおりです。

重なりが少ない(画像1参照)

肺の画像1

胸部単純X線写真では、心臓、肝臓及び骨などが肺の一部分と重なってしまうため、その部分が死角になり肺がんを発見することが困難な場合があります。

胸部単純X線写真では心臓に隠れて陰影を発見できません。CTでははっきりとした陰影として抽出されています(赤丸の中)。

画像の解像度が大きく優れる(画像2参照)

画像2

CTは胸部単純X線写真より格段に分解能力が優れているので、数ミリ径の病変も見つけることが可能です。すなわち早期発見が可能であり、症状が出現していない段階の肺野型肺がんを発見することができます。

胸部単純X線写真では淡くごく小さい約5mmの陰影を発見できません。CTでは抽出されており発見することができます(赤丸の中)。

ヘリカルCT検診(肺)をお勧めする方

肺がんCT検診をお勧めする方

40歳以上の方、喫煙習慣のある方や過去に喫煙していた方、咳や痰などの症状のある方には肺がんCT検診をお勧めします。

ヘリカルCT検診(肺)検診の受け方(電話予約をお願いしております)

予約方法 電話で希望の時間をご予約ください。受付時間は平日の9時から16時です。
連絡先0463-81-1784(地域医療連携室直通)
検診場所 国立病院機構神奈川病院 放射線科 CT室
検診時間 平日の15時30分から18時30分までの時間帯で行っております。
検査結果 2週間から3週間程で検査結果を郵送します。
検査費用 検査の費用は5,500円です。