日本では、高齢化社会が進んでおり、高齢者の割合が高くなってきております。 高齢者は、慢性疾患を罹患していることが多くなり、循環器系疾患といたしましては、慢性心不全の患者様が増加してきております。
この慢性心不全の患者様をいかに増悪させないようにするかが重要となります。
当院循環器科では、その慢性心不全を増悪させない方法を、患者様と向き合い、患者様に合った治療方針を決めていくように心がけてまいります。
高血圧症、心不全(急性、慢性)、冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞(急性期を除く))、心臓弁膜症、大動脈疾患(動脈瘤など)、末梢動脈疾患、不整脈(心房細動など)。
患者様の訴えをよく聞き、身体所見をととるようにいたします。
診察時の所見を踏まえ、まず、適切な非侵襲的な検査(心電図、レントゲン、CT、血液)を行います。
冠動脈や大動脈、末梢動脈疾患が疑われた場合は、入院にてカテーテル検査を行うことができます。(当院では、カテーテル治療は行っておりません。)
外来では内服薬を中心とした治療を行ってまいります。
入院された場合には、保存的治療(安静、点滴、注射薬、内服薬、食事)を行い、病状をみながら、必要に応じてリハビリテーションを行う場合もあります。
循環器内科と致しましては、他科(呼吸器科(内科・外科)、消化器内科、外科、脳神経内科、整形外科)と連携を取り合い、患者様の症状安定に努めてまいります。
当院は、地域の皆様から信頼される病院づくりに努め、常に新しく良質な医療を提供するという基本理念をもっております。この基本理念に基づき、地域の医療機関などと連携し、地域で信頼される病院を目指してまいります。
循環器内科と致しましても、患者様に真心のこもった医療サービスを提供できるように切磋琢磨してまいります。