「早咲きの桜と、新しい年度へ」3月このページを印刷する - 「早咲きの桜と、新しい年度へ」3月

2026年3月5日掲載

「早咲きの桜と、新しい年度へ」

3月1日は、春を思わせるぽかぽかとした陽気でした。自宅近くで、濃い桃色の花を枝いっぱいに咲かせた早咲きの桜を見つけました。まだ冬の空気が残る季節ですが、「春遠からじ」と思わず足を止めてしまいました。
ところが3月3日は一転して冷たい雨となりました。その雨の中、横浜医療センター附属横浜看護学校の第61回卒業式が行われました。医療の道へと旅立つ卒業生の皆さんの姿に、この改めてこの仕事の責任の重さと、新しい力が医療の現場に加わることへの希望を感じました。皆さんがそれぞれの場所で患者さんと向き合い、医療を支える存在として成長されることを心から期待しています。
いよいよ本年度もあと数週。
長年この病院を支えてくださった方が退職や異動で職場を離れる一方、新たに仲間として加わる方もおられます。これまで病院を支えてくださった皆さまのご尽力に、改めて心より感謝申し上げます。病院を取り巻く環境は厳しさを増すばかり、経営面の厳しさや人材確保の難しさなど、多くの課題に直面しています。それでもこの一年、日々の診療を止めることなく続けてこられたのは、現場の職員一人ひとりの創意工夫と努力の積み重ねがあったからに他なりません。困難な状況の中でも医療を守り続けてくださった皆さんに、深く敬意と感謝を表します。
そして、新しい年度を迎えます。
まだ寒さの残る季節に咲く早咲きの桜は、必ず春が来ることを静かに教えてくれます。私たちの病院もまた、この一年の努力を礎として、築いてきたものを守りながら、さらに前に進まなければなりません。地域に必要とされる病院であり続けるために、職員一同、次の一年を歩んでいきたいと思います。     
桜