「🎬ドラマのワンシーンに、私たちの病院が」１０月

たばこ祭りも終わり、10月。朝日の風は少しずつ心地よくなってきましたが、日中はまだ汗ばむ陽気が続きます。「秋らしさ」を感じるのは、もう少し先でしょうか。
さて今回は、ちょっと変わった「院内の話題」を。
実はこのところ、当院がテレビドラマのロケ地としてたびたび使われています。なじみの廊下や病室が、画面越しにドラマのワンシーンとして映るのは、なんとも不思議な気持ちになります。
もちろん、撮影のたびに現場の調整が必要で、職員の皆さんには不便をおかけすることもあるかと思います。それでも、病院の建物や豊な自然、新旧の病棟のバリエーション、広い駐車場、そして静かなロケーションなどが評価されたか、予想以上に多くのご依頼をいただいております。こうしたロケ撮影は病院として施設使用料をいただいており、額はともかく病院経営のささやかな一助にもなっています。
とは言え、何より私が嬉しく思うのは、職員の皆さんに「自分たちの病院がテレビに出た！」とご家族やご友人の"話のネタにしてもらえること。「医療の現場」という職場に小さな誇り(というかプチ自慢)や親しみを持ってもらえば…それで十分と思っています。さらに、患者さんやご家族の方にも、「ここが撮影に使われたんだ」と、ほんの少しでも"ほっこり"笑顔になってもらえたら、さらに嬉しく思います。
ドラマのロケ地としても選ばれる神奈川病院。テレビ画面の裏では、変わらぬ日常診療とチームケアが今日も淡々と続いています。今月も、どうか健やかにお過ごしください。





　　　　　　　　　　　　１階売店・放射線科に向かう途中に「展示」中
(ちなみに、撮影の内容や出演者などの詳細は、私たち病院側には一切知らされません。撮影当日も限られた職員が立ち会うのみで、私達は後になって「今日来ていたのは〇〇さんだったらしいですよ」と聞かされます。俳優さん達とこっそり会っている…なんてことは決してありません。あしからず…😂。)