「神奈川病院で働くということ」9月このページを印刷する - 「神奈川病院で働くということ」9月

2025年9月2日掲載

「神奈川病院で働くということ」

9月になりましたが、変わらぬ「危険な暑さ」が続いています。とはいえ、日中の蝉の音は日が暮れると鈴虫たちに引き継がれ…少しずつでも季節は進んでいることに気づかされます。
当院は決して交通至便な場所とは言えませんが、都会の喧騒から離れ、四季の移ろいが静かに寄り添う環境の中にあります。広大な敷地(東京ドーム約3個分!)に広がる自然の中で、私たちは日々の診療に取り組んでいます。
現在、全国的に医療界は人手不足や経営難、そして地域医療の崩壊といった難題に直面しています。当院も例外ではありませんが、その中で私たちは、ご高齢の患者さんのケア・重症心身障害医療・感染症・呼吸器疾患の診療まで、多様なニーズに応えるべく、限られた人員と資源の中で力を尽くしています。医師・看護師・リハビリ・薬剤・検査・栄養・事務…さまざまな職種が、協力しながら「医療の本質」を試行錯誤しながら模索をしております。
「自然に癒されながら、人に向き合う医療がしたい」
「患者さんの"生活″に寄り添う現場で働きたい」
「急性期も、慢性期も、包括的に学びたい」

こんな想いをお待ちの方、ぜひ一度、当院に足を運んでみてください。見学・実習・中途採用、いずれのご相談も歓迎です。
ドラマや映画の世界の様な、最新・最先端の医療とは趣が異なるかもしれません。(当院のCT、MRI、超音波、内視鏡などの一般的な診療機器は最新のものを揃えております、念のため)富士山を望む展望、イチョウ並木、そして鹿との共存…派手さはなくとも、確かなやりがいとあたたかさを求めて、私たちと一緒にこの環境で働いてみませんか?
忙しさに追われる日々でも、ふと立ち止まり、深呼吸をする…そんな時間も大切なのでしょう。季節の変わり目、皆さまどうかご自愛ください。

           
院長メッセージ